椎間板(ついかんばん)  Disk

椎間板は,脊椎(せきつい)の骨と骨の間にあり、クッションの役割を果たしています。
その構造は、自動車のタイヤに似ていて、図の1の部分が、薄い軟骨が層になった線維輪と呼ばれる部分で、丈夫で柔軟性があり、タイヤのゴムの部分に例えられます。図の2の部分は髄核と呼ばれるゼラチン状の物質で、タイヤで例えると空気ということになります。


    

 ■頚椎を上から見た図


         

  椎間板(1.線維輪 2.髄核)   3.上関節突起(椎間関節)      
  4.前縦靭帯   5.後縦靭帯   6.脊髄    7.神経根

 ■腰椎を上から見た図


      

   椎間板(1.線維輪 2.髄核)  3.上関節突起(椎間関節)      
   4.前縦靭帯   5.後縦靭帯   6.馬尾    7.神経根


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